フィンカーの効果と安全性|未承認薬とAGA治療薬を個人輸入するメリットについて

Q&A
AGA治療薬について調べると、フィンカー5mgという名前の薬を見かけることがあります。
フィンカー5mgについては「他の薬より安い」「海外通販で手軽に購入ができる」などさまざまな情報が交錯しています。何が正解かわからない内は不安ですが、安くて安全なら試したいとお考えの方もいるでしょう。
全ての保険が使えないお薬に言えますが安価後発薬のジェネリック薬品を安全に使用する方法を知らないと大損です。
1か月数百円のフィンカーでのAGA治療とクリニックで1か月2万円~の薄毛治療の違いがあります。
この記事では、AGA治療薬の一つ、フィンカー5mgに関する基本情報をまとめています。効果や安全性、起こりうる副作用もわかりやすく説明しているのでぜひ参考にしてください。

フィンカー5mg(Fincar)とは|インドの製薬会社が製造・販売するAGA治療薬

フィンカー5mg(Fincar)は、インドに本社を置くシプラという製薬会社が製造するAGA治療薬です。
フィンカーを製造しているシプラ社は抗生物質や抗がん剤、抗エイズ薬など幅広い種類の治療薬を製造する会社です。インドの製薬会社としては第2位の規模を誇り、シプラ社が製造する医薬品を使用している国は世界150ヶ国にものぼります。日本支社を持つ規模で下手な日本の医薬メーカーよりも大規模かもしれません。

フィンカーの主成分はフィナステリド

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フィナステリドは、世界中で広く使用されているAGA治療薬プロペシアの主成分です。 AGA(男性型脱毛症)で使用される成分は「[フィナステリド」の一択といってもいいでしょう。
世界中で薄毛治療薬として認可され、権威ある団体の日本皮膚科学会でも「生える」として最高点を与えている薬成分です。
 
この成分の製品が「フィンカー」なのです。

フィンカー5mgの「抜ける病気」の治療薬

フィンカー5mgの主成分フィナステリドには、5αリダクターゼのはたらきを抑制し、抜け毛や薄毛を予防する効果があります。 正確に言いますと「抜ける病気」の治療薬になります。
5αリダクターゼを阻害すると、薄毛ホルモンや脱毛因子の生成を阻止できます。「5αリダクターゼを制する者はAGAを制す」と言われるほど、AGA治療において5αリダクターゼの阻害作用は非常に重要なはたらきなのです。
つまり、フィンカー5mg自体に発毛効果はないので、服用しても髪が増えることはありません。
抜けなくなるので、自然に髪が増えてくるという作用です。

フィンカーは偽物という「金儲け主義の嘘つき」医師

フィナステリドが主成分であるという理由から、フィンカー5mgプロペシアの後発薬のジェネリック薬と表現されることがあります。国内では未承認となっていますが、成分自体は承認されています。 海外後発薬のジェネリックについて知らないと大きな損になります。
フィンカーはコピー品や偽物というAGAクリニックの医師がいますが、そのような間違いを平気でいう人は「金儲け主義の嘘つき」ですので、そのようなクリニックには近づかない事をお勧めします。
 
フィンカーは正規品の後発薬のジェネリック薬品で、シプラ社製の製品です。 まだ、医薬特許が有効だった時代には、確かに商標登録違反をした偽物やコピー品が出回った時期がありますが、今はどのメーカーが独自に同成分を使用した商品を作ることが出来ます。
 
フィンカーは大手製薬メーカー「シプラ社」の正規品です。
 
そもそも、非常に安価な医薬品を信頼できる大手の製薬会社が製造・販売しているのですから、怪しい製品が需要が既に亡くなっています。
ネット通販で購入ができる「薄毛治療薬」で偽物やコピー品を見つけるのは既に難しくなっています。

フィンカー5mg服用で起こりうる3つの副作用

フィンカー5mgの主成分はフィナステリドなので、起こりうる副作用は先発薬のプロペシアと同じです。フィンカーは正規品の後発薬のジェネリック薬品ですので、成分量の違いはあれど効果、効能、副作用の全て同じなはずです。
具体的な副作用には以下のものがあります。
・性欲減退・勃起障害
・肝機能障害
・かゆみ・湿疹
どんなお薬でも「必ず副作用表記」がされています。
それがルールですが安全性が確保されなければお薬としては認可されません。
ここからはそれぞれの副作用についてより詳しい症状を見ていきましょう。

副作用①-性欲減退・勃起障害

フィンカー5mgを服用すると性欲減退や勃起障害といった性に関する変化が見られることがあります。
添付文書ではこれらの副作用が「Frequent(頻発する)」と表記されており、頻度が少ない副作用としては精液量の減少や射精障害も報告されています。

副作用②-肝機能障害

AGA治療薬は肝臓で代謝される薬のため、フィンカー5mg(Fincar)でも肝機能障害の副作用が認められることがあります。
具体的な症状は倦怠感・食欲不振・黄疸・むくみ・かゆみなどで、これらの症状が出た時は注意が必要です。

副作用③-かゆみ・発疹

フィンカー5mgの副作用には皮膚のかゆみや発疹、じんましんなどが報告されています。
添付文書には、皮膚に見られる副作用の発生頻度は「unknown(不明)」と表記されています。

フィンカー5mgの購入方法

フィンカー5mg(Fincar)は海外製ですので国内の病院やクリニックでは購入ができません。 国内の病院で購入できる薄毛治療薬は全て日本国内の「薬価(低下)」で値段が高く設定されたお薬しかありません。
例えば、クリニックでフィナステリド(フィンカー)を使用した治療ですと、2万円/月前後が相場でしょう。これが最低ラインです。おそらく、様々なオプションの購入(シャンプー、サプリメント)などを勧められますが高いだけで効果はありません。 また、発毛効果が高い「ミノキシジル」もありますが市販の外用薬は1万円/月位になるでしょう。 (服用のタイプのミノタブ
 
これがフィンカーの通販ですませば治療費が数百円/月で済むはずです。

国内医療ではフィナステリドがほとんどです

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国内で流通している抜け毛予防をしている人でネットが使える人は、ほとんどがインターネットで薬を購入しているはずです。 中には後発薬のジェネリック薬品の意味を理解できない頭の悪い人は、いつまでも病院でお薬を処方し続けているようです。 初めは心配で病院で診察をしてもらってもいいのですが、毎回、わざわざ高い交通費と時間を浪費して通院を続けている情報弱者のような可哀そうな人にはなりたくないですね。
 
何も難しい判断ではないので、海外の大手製薬会社のAGA治療薬を国際便経由で購入するだけですので、何も大きな違いはないのが現実です。
確かにパッケージは外国語ですが飲み方などはネットにいくらでも情報ありますしね。

フィンカー5mgを個人輸入するリスク

海外医薬品としてフィンカーを輸入する点として以下のような不安があるかもしれません。

・偽造薬を購入する可能性がある
・用法用量を正しく理解できない可能性がある
・健康被害が生じる可能性がある
・副作用が起きても救済措置が受けられない
 
確かに海外後発薬のジェネリックの中には、零細メーカーのような会社ホームページも持たないようなメーカーが医薬品を製造販売している事実もあります。
つまり、海外医薬品の通販購入にリスクがあるのではなく、ただ安いだけの海外製品が危ないだけです。フィンカー5mgの製造元のシプラ社のような規模ならば、まったく問題がないはずです。
また、通販サイトも信頼がなければ営業し続けられませんので、しっかりと品質管理をするのが一般的です。
 
見方を変えると数千万人が使用している国内の薄毛治療薬よりも世界中での人が使用しているフィンカーの方が安心できませんか?

フィンカー5mg服用時の3つの注意点

フィンカー5mg(Fincar)服用時は以下3つの点にご注意ください。
・20歳未満は服用不可
・女性の服用不可
・プロペシアや他のフィナステリドとの併用不可
ここからはそれぞれの理由を見ていきましょう。
注意点①20歳未満は服用不可
フィンカー5mgに限らずですが、20歳未満の方はAGA治療薬を服用することはできません。
これは未成年に対する薬の有効性や安全性が確立していないのが理由です。フィンカー5mgには男性ホルモンに作用するフィナステリドが含まれるので、成長過程にある未成年の健康を考慮して年齢制限が定められています。
年齢を詐称して購入したり、他人から譲り受けたりして服用するのは絶対にやめてください。
注意点②女性の服用不可
フィンカー5mgの主成分であるフィナステリドは、女性の薄毛治療に関する有効性が確認されておりません。
これは「[フィナステリド」の臨床試験で明らかになった事実であり、日本皮膚科学会のガイドライン内でも示されています。服用したところで薄毛改善の効果がないので、女性の薄毛治療には不向きの治療薬といえます。
また、フィンカー5mgは男性ホルモンに作用する薬なので、男性ホルモン量が少ない女性ではホルモンバランスの乱れを招く恐れがあります。ホルモンバランスの不調は頭痛や吐き気の原因となるため、そのようなリスクを抱えてまで服用すべきではありません。
加えて、妊娠中の方またはその可能性がある方、授乳中の方のフィンカー5mg服用は禁忌です。割れたり粉々になった錠剤に触れるのもNG(成分が皮膚から吸収するため)なのでご注意ください。
注意点③プロペシアや他のフィナステリドとの併用不可
フィンカー5mgは、プロペシアやフィナステリド錠と同じフィナステリドが主成分の薬です。
より高い効果を求めて併用を考える方がいますが、いずれの薬も1日1回1錠が用量なので組み合わせて服用することはできません。併用したからといって効果が出やすくなることはなく、むしろ健康被害のリスクを高めるだけです。

初回だけはクリニックに相談

基本的にAGA(薄毛治療)に病院に行く必要はありません。なぜなら、薬によるAGA(薄毛治療)の選択肢はフィンカー5mg(Fincar)のようなお薬しかありません。 もちろん、効果がハッキリしてない器具を使用した費用効果がアヤシイ治療方法もありますし、植毛という選択肢もあるでしょう。 ですが、まずはフィンカーのような薬でのAGA治療がスタートになるはずです。
 
この薬でのAGA治療のための検査は基本は不要ですし、多くの場合は診断のみで機械を使用した検査は行いません。検査を依頼すれば血液検査なども可能ですが、もとろん費用が高額医療として行われます。
そもそも、肝臓や何か病気を持たれている人はAGA治療を開始するにはかかりつけの医師の相談が必要ですしね。
日ごろから別の病気で通院されている人はAGA治療(フィンカー5mg(Fincar))を飲んでもよいかは、お付き合いのある医師にご相談ください。

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