ためしてガッテンで紹介されたシミ別の対処
ためしてガッテンで顔のシミを消す方法が紹介されてましたがご存じでしたか?
シミについての放送会「「戻れ!シミの消えた肌 冬こそ徹底対策」」というタイトルで放送されていましたが、赤みシミと茶色いシミの特徴と治療対策についてでした。
とくに赤いシミは早く対象したほうがよいみたいです。
赤いシミは皮膚科で薬で対処

赤いシミは「日光角化症(別名:老人性角化腫)」という紫外線(日光)を浴び続けることが原因で起こる疾患であることが多いとのこと。
癌(ガン)の原因にもなるので、早めの対応が必要な場合があります。

治療薬としては、「イミキモドクリーム」があります。皮膚科では「日光角化症」と診断されればお薬の適用がされます。しかし、キミキモドクリームは病院処方で保険適用をされても安くはないため6回分で3,000円程度となります。まして、美容的な用途で使用する場合は保険適用外(高額医療)となるので海外から直接、ご購入されると経済的な負担が少ないかと思います。
医療用医薬品:アルダラクリーム(イミキモドクリーム)
この症状としては、顔面、手背、前腕などの日が当たりやすい部分に数mm~1cm程度の紅い斑点として発症します。
赤いシミは「良性」と「悪性」があるので注意。


このお薬は以下の紹介する茶色シミは治療できません。
日光角化症と赤シミの見分け方

全ての赤シミが「日光角化症」という分けではありませんが、赤シミが癌化して「日光角化症」になる可能性もあります。湿疹(しっしん)と見た目が似ていますが次のような特徴があります。
・赤みが半年以上続く
・触ると表面がガサガサしている
・痛みやかゆみは無いことが多い
根本の原因は日光によく当たることですので、仕事、趣味など日常で良く日光に当たっていた人は赤いシミから日光角化症にとなる事があります。
医療用医薬品:アルダラクリーム(イミキモドクリーム)
紫外線対策クリームを選ぶ際の2つの指標

紫外線対策クリームを選ぶ際の2つの指標(UV-A、UV-B)の見分け方としては、
UV-AがPA+++ :表示されていて+が多いほうが紫外線対策効果が強く
UV-BがSPF50+ :表示されていて、50という数字が大きいほうが効果的です。
これらは、紫外線ですがお肌に悪影響を与える場合があります。
・UV-Aは日焼けは起きにくいが肌の真皮にまで届き、活性酸素を増やすモノ。
*お肌がダメージを受けた状態ですと、活性酸素を発生させることで”がんの種”を増加させる。
・UV-Bは肌を黒く日焼けさせ細胞のDNAを破壊させるモノ。
市販の紫外線クリームを購入する場合は「PA+++」「SPF50+」を買っておけば安心です。
茶色いシミは外部刺激を止める

茶色いシミの原因であるメラニンが作られる原因の一つが、肌の摩擦で起こる炎症です。
この炎症からメラニン色素が蓄積ししますので、メイクの時に強くスポンジで摩擦したりなど、顔を強く触るクセがあったり、日々の皮膚刺激の習慣は注意が必要です。
番組内では、3人の「被験者」が「顔を触る習慣を直す」ことで「肌の炎症値」が低下したとの事。
つまり、外部的な刺激がメラニン色素が作れる原因となっているとのこと。
この摩擦が原因で起こる茶色いシミは、摩擦をやめることでシミが消えていくそうです。
摩擦を減らす対策として次の4つが紹介されていました。

- ホイップクリームのような泡を作って洗顔する
- メイク道具を柔らかいアイテムにする
- 髪を切る
ためしてガッテンの番組内では、「茶色シミの予防は刺激をなくす」だけ、消す(治療方法)は語られてませんでした。
茶色のシミはお金をかけずに消し方法(定番)
茶色のシミは結果として「メラニン」の蓄積だということが分かりました。
こちらでは、定番のお肌のシミ取り方法についてですが、「ハイドロキノン」「トレチノイン」をご存じの方は、ここで読むのを止めてください。
美容系クリニックでは定番中の定番の医薬クリームです。しかも、海外からならば合法的に正規品の購入もできるため、安価なシミけしクリームとして知られています。

これはユークロマプラスを約1か月使用し続けた治療結果です。
*個人差があるので参考程度にしてくださいね。
原因が摩擦による炎症ですので、メラニン色素の排出とターンオーバの促進が必要なのですが、やはり定番の「 ハイドロキノン」と「 トレチノイン」での対処ですね。

医療用医薬品:ユークロマプラス(ハイドロキノン、トレチノイン)
Q.ハイドロキノンとは?

美容大国アメリカで最も使用されている美白成分。美容クリニックでも一番に処方される美容系クリームです。肌の奥(角層)に蓄積してシミの原因になっている”居残りメラニン”に直接アプローチ。
今あるシミを取り除き、透明感あふれる肌へと導いてくれます。
Q.トレチノインとは?

トレチノインはビタミンAの約50~100倍の活性を有しており、アメリカではニキビやシワの治療医薬品として、政府機関のFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されています。お肌の再生を促す強めのクリームですので薬局では絶対に入手できなく美容用ですので高額医療(保険適用外)となっているのがデメリット。
トレチノインの特徴
美意識高い人は知っている「トレチノイン」クリームの美容効果
表皮のターンオーバーを促進
ターンオーバーを促進し、表皮に溜まったメラニンの排出を促します。 メラニン産生を抑えるハイドロキノンとの併用により相乗効果がみられ、シミが改善されます。
臨床効果 シミや色素沈着の改善、ニキビ
皮膚にヒアルロン酸を沈着
表皮の細胞間や角質にヒアルロン酸の沈着を促すため、肌理(きめ)が整い小ジワが目立たなくなります。
臨床効果 肌のきめ、小じわ
コラーゲン線維を増やす
真皮のコラーゲン線維をつくる細胞(線維芽細胞)を活性化し、お肌の弾力を高め、ふっくらとハリのあるお肌へと導きます。
臨床効果 皮膚のハリ・弾力アップ、小じわ
医療用医薬品:ユークロマプラス(ハイドロキノン、トレチノイン)

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